飲んべえ牧水

歌人若山牧水は稀代の飲んべえであった。岩波新書の『近代秀歌』(永田和宏著)を読んでいたら、牧水は朝2合、昼2合、夜6合で一日1升飲むのが最低量の日課だったと書いてある。こりゃ、アル中。これで身体がもつ訳がない。大好きな酒飲んで死ねれば本望か、すごい人がいたもんだ。


それほどにうまきかと人のとひたらばなんと答へむこの酒の味


牧水の短歌。