続全世界史

出口治明の『全世界史』を読んでいるが、学生時代に習ったのとは、色々変わっている。
かつては欧米中心の見方だったが、この本は全体を、一つの枠組みに入れた記述となっていて、各地の歴史の関連性がよくわかる。
イスラム教の記述でも、コーランクルアーンマホメットムハンマドと今は言うのかと勉強する。ササン朝ペルシャは、サーサーン朝ペルシャと言うのか、発音しにくいなあ。まだ唐の時代、先は長い。
しかし、人類史は揉め事の歴史だなと、つくづく思う。


さらしくじら人類すでに黄昏て


小澤實の句。