飯田龍太生誕百年

飯田龍太生誕百年らしい。飯田龍太1920年大正9年)7月10日生まれ。2007年に86歳の生涯を閉じた。
角川文庫『飯田龍太全句集』で10句集の俳句を全て読む。金子兜太は産土の地ということを言ったが、飯田龍太こそ故郷である甲斐の地に居住し、俳句を詠み続けた。山国の風土に生きた飯田龍太は、岐阜県の山中に暮らす私には親近感があり尊敬する俳人である。よく知られた俳句が幾つもある。山廬へいつか訪れてみたい。


子の皿に塩ふる音もみどりの夜


龍太第4句集『忘音』の句。