『日本金融百年史』

ちくま新書の新刊『日本金融百年史』(横山和輝)を購入。たまには、こういう経済本も読む。この本、二人の女性を登場させて時代背景を説明するのだが、原節子に森光子ってこれ何、すごくミスマッチ。女性活躍の時代だからといって、だせばいいってもんじゃなかろうに。芸能ネタと経済ネタが響き合わない。さかんに「ナラティブ」と繰り返すが、はっきりいって意味不明。著者は新しさを打ち出したかったのだろうが、結果はすべってませんか。


ぶしつけに石人石馬寒きかな


久保田万太郎の句。