コ―モリ傘

1970年代のフォーク&ポップスのCDを聞いていたら小室等の『雨が空から降れば』の「黒いコ―モリ傘をさして街を歩けば あの街は雨の中 この街も雨の中」という歌詞を聞きながらふと思った。コ―モリ傘って最近あまり聞かないなと。和傘に対して洋傘は蝙蝠の羽根をひろげた形に似ているからとコ―モリ傘と呼ばれるようになったと説明されているが、そもそもコ―モリににているかねえ。コ―モリ自体、見かけることがなくなった。コ―モリ傘という呼び方も絶滅危惧種の言葉になっているのではないか。

 

黒色の蝙蝠傘に冬の雨