アインシュタインの言葉
古書店で『アインシュタインの言葉』(DISCOVER21、2015年)という文庫本に出会い購入。訳者は弓場隆。アインシュタインはあまりにも天才的な科学者で、遠い偉人ではあるが、舌を出した写真には親しみを感じる。実際、私生活は面倒くさがりで、髪はくしゃくしゃ、靴下を履くのが嫌いだったとのエピソードが残っている。日本に来たこともある。そんなことを知ると、アインシュタインさんってどんな人でどんなこと言っていたのかなと、俄然興味がわきあがる。
「どれほど仕事に打ち込んで富を築いたところで、人類を前進させるのには役立ちません。モーゼやキリストやガンジーがお金をいっぱい持って、いろんなモノを買いあさっている姿を想像できますか?」
「私はふたつのことに畏敬の念を抱いています。満天の星と自分の中にある宇宙です。」
「日本はすばらしかったです。人々は絵のように美しい国に暮らしています。」
「わたしは医者に手伝ってもらわなくても死ぬことができます。」
アインシュタインの睡眠時間は10時間以上、寝るのがたいへん好きだったという。
美(うま)し国美し人たち春朧