ふたたび『川柳の神様』

注文していた三上博史の『川柳の神様Ⅰ』(新葉館出版)が届き、読了。本の中から5句を抜いてみた。


悪人にも見事に開く自動ドア(上田千路)

お母さん漬物石は捨てました(松永千秋)

輪が丸いきっと誰かが耐えている(小金緩綏子)

平行線少し狂えば結ばれる(永井玲子)

久し振り家族が揃うお葬式(中野恵空)