春の如し

少年や六十年後の春の如し

 

永田耕衣の句である。言っていることはいまいち分からないが、なにか心に触れてくるのはなぜだろう。還暦を過ぎた今「六十年」の言葉にも親近感を覚える。

 

三月も今日で終り。例年のように心浮きたつ事がないのは、新型コロナウイルスのせいかもしれない。