夏井いつき『俳句を旅する』

心が渇き、潤い、いや湿り気がほしい時がある。世の中のざわめきから、しばし離れたい時がある。そんな時に他人の俳句を読むのが一番の気分転換になる。俳句だけでなく鑑賞文も読みたい。ジュンク堂名古屋駅店に行き、夏井いつきの『俳句を旅する』を購入。知っている句もあれば知らぬ句もあるが、俳句の世界に遊べればいいだけ。


椿落てきのふの雨をこぼしけり


『俳句を旅する』より与謝蕪村の句。