ふらんす堂通信172

仕事を終えて帰宅すると「ふらんす堂通信」172号が届いていた。「ふらんす堂通信」は出版社ふらんす堂の広報誌である。ふらんす堂通信は会員となり定期購読しているが、それは岸本尚毅の連載『虚子研究レポート』が読みたかったから。レポートは、現在佐藤念腹が論じられていて読み甲斐がある。「競詠七句」も池田澄子、大木あまり、小澤實と好きな俳人がならぶ。ふらんす堂句会の報告や、高田正子選の投句欄もあり充実した編集である。年4回の発行なので、次号がでるまでたっぷり楽しめる。


青山より風吹くごとし蕨狩


大木あまりの掲載句。