水木しげる

ちくさ正文館に立ち寄り、コミックコーナーを覗いたら、角川文庫『水木先生とぼく』(作:水木プロダクション、画:村澤昌夫)に出会う。水木しげると弟子である村澤昌夫の師弟関係をマンガで描いたもの。水木しげるは大ファンで、単行本もかなり集めた。本当は水木しげる全集を購入したかったが、スペースの関係であきらめた。こんな文庫本が出ていたのかと思ったが、令和4年6月発行だから、出たばかりのホヤホヤだった。水木しげるのマンガは、キャラクターがユニーク、ネズミ男なんて素晴らしい。だが、細密に描かれた絵が本当は素晴らしいのだ。水木しげるは日本マンガの至宝と言っていいだろう。