サクランボ

サクランボが旬を迎えている。スーパーにパックがずらりと並んでいるので、一つ購入。サクランボは好物なので季節になったら、買わずにはいられない。サクランボの生産は、7割が山形県であり、私の買ったのも山形産である。サクランボでも『佐藤錦』は糖度が高く、甘みも食感もよい。一粒が小さいので、ついつい食べ過ぎてしまう。昔のサクランボは、シロップ漬けされた冷麦にちょこんと一個のせられていたり、あんみつの中のサクランボが輝く赤色を放っていたのを思いだす。流通が発達して新鮮なサクランボが食べられるのは幸せなことだ。

 

茎右往左往菓子器のさくらん

 

虚子の句である。

 

すぼめたる唇に茎さくらん

 

クドウ氏の句。