2014-06-11 犬の俳句 昨日は猫の俳句を紹介したので、本日は犬の俳句。まずは、虚子大先生の「顔抱いて犬が寝てをり菊の宿」実に気持ちよさそうな犬の寝顔。「土堤を外れ枯野の犬となり行けり」山口誓子のハードボイルドな犬。「犬が足踏まれし声す焚火の輪」ドジな犬です。右城暮石の句。「犬を飼ふ 飼ふたびに死ぬ 犬を飼ふ」筑紫磐井の句、沁みるなあ。 さて、自作を幾つか。「秋の暮帰りなんいざ犬が待つ」「冬の朝瀬音犬吠え飛行音」「梅雨寒やリード引きずり迷い犬」