続・ふらんす堂通信

ふらんす堂通信」のB6サイズが瀟洒で気に入ったので友の会に入会のため、昼休みに郵便局に行き会費を振込する。昼食は近くの喫茶店「コンパル」でスパゲッティーランチ。自家製ソースのあんかけスパ、メンチカツをのせサラダ付で750円。ソースは辛めだが美味、限定販売となっている。食べながら「ふらんす堂通信」を読んでいると、岸本尚毅の一文に心ひかれる。

「写生」の本質は、省略を尽した短い言葉によって読者の想像力を喚起することだと思います。

佐藤念腹を論じた文章の一節だが、俳句自体が、想像力を喚起するための装置なのだと思う。十七文字のあまりにも短い俳句が今も残っているのは読者の想像力に連結していくからだろう。


鴨撃ちに今出し父や銃の音


佐藤念腹の句。