句集『稲津』(106)無言館

【句集『稲津』(106)】

流れ星信州上田の無言館


長野県上田市にある戦没画学生の作品が展示されている『無言館』。彼等に好きなだけ絵を書かせてあげたかった。人間の儚さと愚かさを思う。


夏の山緑に翠なほ碧


社員旅行で長野県の昼神温泉に行った時、バスからきりもなく続く山を見て作句。緑色の山のグラデーションを、漢字を変えて表現した。