句集『稲津』(123)バレンタイン
【句集『稲津』(123)】
妻からのバレンタインのチョコ一つ
バレンタインのチョコレートも妻からの義理チョコだけ。もらえるだけマシとしましょう。と言ってはみたものの、昔は持てたという記憶はない。チョコレートが苦い。
梅林や空へ空へと向かふもの
梅の花のついた枝が、空へ向かって伸びている。うなだれて垂れ下がっているような枝はない。梅林には生命のエネルギーか溢れている。そんな梅を見るのが好きだ。
【句集『稲津』(123)】
妻からのバレンタインのチョコ一つ
バレンタインのチョコレートも妻からの義理チョコだけ。もらえるだけマシとしましょう。と言ってはみたものの、昔は持てたという記憶はない。チョコレートが苦い。
梅林や空へ空へと向かふもの
梅の花のついた枝が、空へ向かって伸びている。うなだれて垂れ下がっているような枝はない。梅林には生命のエネルギーか溢れている。そんな梅を見るのが好きだ。