句集『稲津』(92)初電車
【句集『稲津』(92)】
2017年「風花」に移ります。
三代の顔が見上げるどんどの火
どんど焼に集まる地区の人たち。爺さんとなった同級生が娘夫婦と孫を連れてやってくる。書き初めの習字紙を燃やし、燠火で餅を焼き、今年の無病息災を祈る。
初電車父と娘とあい向かひ
1月4日、父は仕事始めで出勤、娘は名古屋で友達と会う予定。駅まで父の車に同乗し、電車の席はあい向かい。何となく落ち着かない。
【句集『稲津』(92)】
2017年「風花」に移ります。
三代の顔が見上げるどんどの火
どんど焼に集まる地区の人たち。爺さんとなった同級生が娘夫婦と孫を連れてやってくる。書き初めの習字紙を燃やし、燠火で餅を焼き、今年の無病息災を祈る。
初電車父と娘とあい向かひ
1月4日、父は仕事始めで出勤、娘は名古屋で友達と会う予定。駅まで父の車に同乗し、電車の席はあい向かい。何となく落ち着かない。