春隣

なんと一夜明ければ、1月は終りもう2月ではないか。光陰矢の如し、時間は万人に平等なはずだが、加速のアクセルを誰かに踏まれているような気がする。

「春隣」は、春がすぐそこまで来ているように感じること。春への期待感、待ちわびている気持ちの表われた季語。

 

叱られて目をつぶる猫春隣

 

久保田万太郎の句。