水の秋

「水の秋」という言葉がある。秋の水は透明で美しいことから「秋の水」の季語があり、これをひっくり返した「水の秋」は、水の美しい秋を称える季語として使われる。水底まで見えるような湖や川の美しさをいう「水澄む」という季語もある。 秋はしみじみと物を見る季…

水の秋

「水の秋」という言葉がある。秋の水は透明で美しいことから「秋の水」の季語があり、これをひっくり返した「水の秋」は、水の美しい秋を称える季語として使われる。水底まで見えるような湖や川の美しさをいう「水澄む」という季語もある。 秋はしみじみと物を見る季…

味噌煮込みうどん

急激に寒くなってきたので、昨日の昼食は味噌煮込みうどんを食べる。味噌煮込みうどんは、うどんを豆味噌で野菜などと共に煮込んだ料理で、名古屋めしとしても有名。うどんは、小麦粉と水だけで練り込み塩を入れない。使われるうどんは、固めのものが私は好…

白秋

10月も後半、季節は晩秋。三秋は、初秋、仲秋、晩秋をいい、金秋、白秋、素秋は秋の異称である。陰陽五行説で秋は五行の金にあたり、色は白を配するところからきている。素は白を意味する。 白秋の季語をペンネームにしたのは、詩人の北原白秋。白秋は1月生…

『正木浩一句集』  

正木浩一の句集は、なかなか出品がなく、ずーっと欲しいと思いながら4年が過ぎた。正木浩一でネットサーフィンしていたら、早稲田の五十嵐古書店が正木浩一句集』を出品しているのを発見。「日本の古本屋」で登録して購入手続きをする。これは楽しみ。 正木…

ましろのおと

本日も雨。雨降りは、外へ出かけるのが億劫になる。 アマゾンで大人買いをした羅川真里茂の『ましろのおと』をよみふける。『ましろのおと』は津軽三味線を題材にした漫画で、講談社漫画賞を受賞している。音楽を紙の上にどう表現するか、これは非常に難しい…

ひやおろし

日本酒が切れたので、大竹酒店へ行く。ひやおろしがずらりと並べてありましたが、今回は『楯野川』の「純米大吟醸源流ひやおろし」をセレクト。もう今は沢山飲めないので美味い酒を味わいながら飲めればよい。 「ひやおろし」は、冬に仕込み、春先に絞った酒…

肌寒

昨日東京は29℃の真夏日、名古屋も暑かった。昨日はシャツ一枚で過ごしたが、今日は上着を羽織って出勤。今日から雨日か続いて、だんだん寒くなっていく。「肌寒」は、羽織るものが欲しいような晩秋の寒さをいう。昨日は寒くて何回も目が覚めた。 影見えて肌寒…

釣瓶落し

秋の日は、ストンと落ちるように暮れる。井戸の水を汲む釣瓶に例え「釣瓶落し」という季語になっている。もう生活の中に井戸がない、釣瓶も見たことがない人が大多数だろうな。 私が会社を出る頃には、街はすっかり夜となっており、夕暮れは見られない。 釣瓶…

長谷川素逝

昨日10月10日は、長谷川素逝の忌日。長谷川素逝は昭和21年に40歳で亡くなる。戦場を題材にした第一句集『砲車』が余りに有名になってしまったので、本来の俳人としての評価が後回しにされた感は否めない。私はこの人の俳句好きである。 いちまいの朴の落葉の…

サツマイモ

散歩の途中、隣家の奥さんに呼び止められ、サツマイモをもらう。太くて大きなのが5個。うちではサツマイモを作っていないのでありがたい。 日本には16世紀に伝わり、宮古島から琉球へそして薩摩へと伝わったとされる。 「栗よりうまい十三里」などと言われる…

南風メール句会9月度

「南風」の2回目のメール句会の結果発表のメール配信がある。 私の成績は2点句1、1点句1でした。2人から特選に選んでもらえたので前回よりは進歩。 今回の参加者は37名で最高得点は8点句。最大36点は可能であるが、必ず得点はばらける。俳句の感慨は人それ…

秋祭

本日は地区の秋祭。地区の集会場にお昼に集まり宴会。私の住む区は38世帯。祭り当番が一年交代で回ってくる。祭り当番は5軒の家が担当。午前10時から会場設営、掃除、配膳を行う。現在は仕出し弁当なので昔に比べれば、準備も楽になった。秋祭は、収穫を紙に…

栗きんとん

朝食のあと、厨房に立ち栗を茹で、栗きんとんづくり。栗の実が落ちる一番旬の時期につくる栗きんとんは一番おいしい。作り方はシンプル、栗を茹でて実を殻から外し、栗粉を作って、茶巾絞りで形を固めるだけ。栗の実の自然の甘さをいかしたものと、砂糖を少…

犬の散歩の途中、道に落ちている山栗を拾う。指先ぐらいの大きさだが結構甘い。ボウルにたまったので、恒例の栗きんとん作りに着手しますか。 栗の実が割れているのが「笑栗」(えみぐり)、殻だけで中の実がないのが「虚栗」(みなしぐり)という。榎本其角編の俳…

中秋の名月

昨日4日は、旧暦8月15日に相当し「中秋の名月」の日であった。一年で一番月が澄み美しいとされている。昨日は雲は少し出ていたものの、白く丸い月が煌々と輝き天にあった。地上にはつきることなく虫の音。二階のベランダから、月をいつまでも眺めていた。 …

健康診断

会社の指示で健康診断のため伏見に行く。建築中の御園座を横目に見て、伏見公園の方へ歩いていく。健康診断の会場は名古屋商工会議所のあるビルの11Fにある。10時開始には時間があったので、伏見公園を一周する。高い木々の間を抜けて散歩するとすごく…

森谷明子『南風吹く』

南谷明子の『南風吹く』(光文社)をようやく読了。『春や春』で俳句甲子園に挑む高校生群像を描いたが、これは『春や春』が東京篇なら、松山地方篇というべきもの。同じ題材で本を書くのは、前作で書き残したことがあったのか、俳句甲子園に思い入れが強い…

ブルーマンデー

今日は月曜日、会社へ行かなければ。 体調が整わないので、さあやるぞと気持ちがのらない。月初だし、しなければならないことは沢山ある。サラリーマンは、決して気楽な稼業ではありません。 今日は今日のかぎりをとんで草の絮鷹羽狩行の句。

10月開始

10月が始まる。下痢はとまり、腹痛はおさまった。昨日の夕から何も食べていないので、力がはいらない。ボカリスエットを飲んでいるだけ。まあ、熱がないだけ、よしとするか。 カミサンも朝、「風邪うつされた」といって寝こんでしまった。うーん、申し訳ない。…

最悪の日

どうも風邪を引いたらしい。鼻水はでるし、朝から腹具合も悪い。 朝の通勤電車では隣席の若い男が熟睡して身体を押し付けてくる。寝ていて無意識とはいえ、凭れてくるのに対処しているうちに降車する駅についてしまう。不快な一日の始まりであった。 来社の…

『3月のライオン』13巻発売

コンビニに羽海野チカの『3月のライオン』13巻が並んでいる。1年に1巻のペースでしか出ないので発売が本当に楽しみなマンガ。第2期のTVアニメも放送開始とある。 まずは目出たいが、現在ストーリー展開は足踏み状態。色々な登場人物の人間模様を描くのは…

物置小屋解体

台風18号に屋根が飛ばされた物置小屋は、地元の業者さんに依頼して完全に解体。土台の石だけが残り更地となった。雨が降る前に片付けることができて一安心。風景は一変したが、新しい未来が始まると思うと楽しみ。 天窓に見ゆる夜空も星月夜岩田由美の句。

2017角川俳句賞(下)

角川俳句賞への応募作、「遅日」残りの25句。 中年の破れジーンズ春夕焼遅き日や垣根の蔓は絡みあふ春の雨鳩の姿は消滅す褪色の求人ポスター四月尽苜蓿繁る葉の下影生まれ花虻や脇目もふらず突入す囀りの休むことなく椎大樹藤の花房引力の絶え間ざる新緑や高…

2017角川俳句賞(上)

第63回角川俳句賞は、月野ぽぽな氏の「人のかたち」が受賞。「遅日」の題で応募した私の作品を2回に分けて掲載します。 冬風に吹き寄せられて鳥の羽根黙々と形無くなり恵方巻大寒やトムヤンクンを吹きさます銀盤に曲線残るスケーター冬の闇二回三回廻し蹴り…

秋分エトセトラ

白鷺が一羽、稲刈りが済んだ田に降り立ち、あたりを見回している。群にはぐれて仲間の姿を探しているのか。赤蛇が蛙をくわえて庭の真ん中に。朝食を手に入れたよろこび。蜥蜴の骸に、蟻が集合。獲物はあまりに大きい。農機具庫に一輪車をとりにいったら、子…

福田若之『自生地』

福田若之の初句集『自生地』(東京四季出版)が、ちくさ正文館に2冊並べてあったので購入して読む。本のサイズは新書の横幅が2センチほど拡大した変型版。 試行錯誤がそのまま読者に提示された感じである。こんなこともあんなこともやってみたんだけどどうで…

運動会

先週宅急便を送りにいったら、近くにある小学校が運動会で、校庭には親や家族が子の応援で沸き立っている。今日は土曜日なのに小学生が登校していくので、参観日かと思ったら運動会なのでした。我が家は子供は皆成人してしまったので、今は運動会も行くこと…

秋寒

秋のうちに感じる寒さを「秋寒(あきさむ)」という。 私の部屋は北側で、最近は朝の冷え込みがきつい。ベッドにはすでに毛布を持ちこんだが、寒さで血圧も上がり気味。 通勤電車も、まだ半袖の人もいるが大半は長袖。背広姿や上着を着る人も増えて、色調も…

『あの会社はこうして潰れた』

日経プレミアシリーズの『あの会社はこうして潰れた』を読み終える。帝国データバンクの調査マン藤森徹の著作。10万部突破と帯にある。昔からこのジャンルの本は帝国データも含め数多く出版されているのだが、今回は新書版なのでよく売れたのか。 読んで思う…